『ライオンのおやつ』感想|静かに泣けて、やさしくなれる1冊

小川糸『ライオンのおやつ』感想|やさしさに泣ける感動の小説 読書感想

感動する本が読みたいあなたに。
涙が静かに流れて、心がじんわりあたたまる――そんな一冊に出会いました。
**2020年本屋大賞 第2位に選ばれた『ライオンのおやつ』**は、
こちら(Amazonページ)からチェックできます📚

📖 どうしてこの本を読もうと思ったか?

「感動する本が読みたいな」と思って探していたときに、
『ライオンのおやつ』が2020年の本屋大賞で第2位を受賞していたことを知って、気になりました。

あらすじにも心を惹かれたし、
“優しさ”や“静かな涙”を求めていたタイミングだったのかもしれません。


🗨️ 印象に残った言葉たち

「無駄なことなんて、ないんだよ。
ひとつも、意味のないことなんて、ないよ。」

この言葉に、グッときました。

癌を経験した主人公が語る、
「あって当たり前」だと思っていた日常の大切さ――

  • 健康のありがたみ
  • お金のありがたみ
  • 周りの人たちの支え

当たり前すぎて見落としがちなことに、
**「生きるとは何か」**を教えてもらった気がします。


「すべては、私の人生の結果。
生きてきた時間の結晶が、今だ。
だから、私が私の人生を祝福しなくて、誰が祝福するの?」

これもすごく好きな一節。

自分の人生を、自分自身がちゃんと肯定して、
「ありがとう」と言えるように過ごしたいなと思いました。


✨ 読んで感じたこと|心に残る感動する読書体験

改めて、自分の今の状況を振り返るきっかけになりました。

  • 健康であること
  • 家族と過ごせること
  • 今日という日が普通に来たこと

こういう「普通の日常」に感謝して生きることこそ、
悔いのない人生につながるのかもしれません。

『ライオンのおやつ』は、ページをめくるたびに、やさしさとぬくもりが心にじんわりと広がっていく一冊でした。
そんなふうに心に残る読書体験こそが、「感動する本を読んだ」と実感できる瞬間なんだなと、改めて思いました。


🍪「最後のおやつ」に何を選ぶ?

作中で登場する“最後のおやつ”というテーマ。
読んでいる間ずっと「自分だったら何を選ぶかな?」って考えてました(笑)

たぶん僕は…母親の唐揚げ。
あの味には、なんとも言えない安心感と温かさがあって、特別だと思うんですよね。


🧡 まとめ

『ライオンのおやつ』は、
やさしさと人のぬくもりが詰まった一冊でした。

静かに涙が流れて、でも読後にはあったかい気持ちになれる。
自分と向き合いたくなるような、そんな物語です。

感動する本が読みたい人に、ぜひおすすめしたいです。
『ライオンのおやつ』の詳細はこちら

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